My Blog/2012-03-17

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News Paperの価値～フロントページの誘惑

窓ガラスが大量に汗をかくような暖かい朝でした。1週間のご無沙汰です。今朝雨あがりに近くの山道を散歩しました。山肌の色めきたいのを我慢してるような色、小川の少し柔らかさを感じるせせらぎ、肌に触れてもスパルタンではない吹き降ろしの風。午後からはまだ眼にやさしい柔らかな日差しも降り注いで段々春めいてきましたね。
朝からHPの”生活しやすい環境創造の提案”と”住宅塗装の方向性”の新しい掲載記事を書いてました。

相変わらず本編の隠れ家のこのブログ小屋が一番人気のようです。ビジネス抜きのおまけの趣味のブログ小屋に定着したフォローワーさんがついてもらったのは嬉しい限りです。ありがとうございます。

大震災～原発事故は、日本の大手メディアの、ていたらくぶりを多くの国民に露呈する機会にもなったような気がします。反体制勢力でも共産主義でも右・左翼系でもない私などでも実態を知る度に憤りと呆れた想いを覚える毎日です。

最近は官僚を含む政府・大手広告代理店・記者クラブに属するTV・新聞・これらが絶対的権力の基に此の国のゆくえを自分達の意見が絶対的だといわぬばかりに煽動すること、芝居をすることが彼らの仕事ではないかと少なからず思うようになってしまった。

昔は週刊誌のネタは憶測記事やガセばかりで信用などする方がおかしいと言われてましたが大手新聞やTVも殆ど変わらない側面を持ち合わせているし場合によれば権力に支配されない週刊誌の記事の方が信頼性が高い場合だってある。

私も昔はジャーナリスト志願だった時期もあっただけにものすごくさびしく情けない気分でいっぱいですね。どうしようもないのが、偽善者ぶって、パフォーマンスする役者もどきのキャスターや、専門家面した空気の読めない似非学者やコネでまとわり着いたようなコメンテーターたち。顔みるだけでうんざりです。

大手の中でもスピリットを持った記者、キャスターは多くいると思います。根は腐ってはいないけど自分を押し殺して生活の為に働いているのでしょう。中には制約はされないけど収入未定のフリーランスに転向してまで自分のジャーナリスト人生を突き進んでいる人も最近多いようです。この人達には拍手を送りたい。

このブログ小屋での閲覧者コメントでyuさんでしたか、私にこんな風に言葉を投げかけられたことがありましたよね「新聞にでもコラム投稿すればいいのに！」と。
実は20年位前、まだ30代前半か20代終わりの頃に読売新聞に賞金ねらいで投稿したことがあります。しばらくして読売の西部本社の編集委員と名乗る人から電話があり「おめでとうございます。あなたのコメントがこの度採用することになり、○月○日掲載予定です。つきましては以下の文章の箇所の訂正と削除をお願いできればと思います。」とのことだった。訂正と削除箇所を聞いて私は「冗談じゃない。キーワードや根幹の文脈をはぶいたら僕の文章じゃない。どうしてこんなことになるのですか？？」と問いただした。するとこの編集委員は、「実は私もこの文章すごく好きなのです。私たち新聞記者のあるべき本質みたいなことを上手く表現されているので・・・でも上司がOK出さないんです。」との回答だった。私は「わかりました。それでは私の文は一切掲載しないでください。それと腐らないようにお仕事がんばてください。」編集委員「ありがとうございます。私の力不足で申し訳ないです。」で終わった。私の投稿した文の内容は当時の社会情勢、事件を通じての報道のあるべき姿を比喩を交えて描いたものだった。

その時私は、読者に一般投稿を募る投稿文でさえ検閲がかかり表現の自由が奪われるのか？それなら新聞の中身だって制約だらけの踊り文字の方が多いんだなと痛感しました。
今は日本の新聞には一切投稿はしてないです。たまにウオールストリートジャーナル日本語版やロイターjpが事件などの後に意見を募るコラム蘭が出てきます。そこのWeb上の投稿、コラム欄に顔を出しています。これらは全く検閲、チェックなしで投稿した全文がweb上に掲載されます。こうでなければいけません。このようなシステムの日本の大手メディアを私は１つも知りえません。

誰かがラジオでこんなこと言ってたのを思い出しました「新聞はスポーツ蘭とTV番組表だけ見ればいい。あと主婦の人はおまけの広告を。他は深読みするな特に1面、2面、社説」

その通りかも知れない。いやがうえにも人の気を惹くフロントページに踊る文字は白抜き（骨抜き）の煽動・宣伝文句が多い気がする。まるで誘惑して自分達の正当性の域に引きずり込むが如きに。そんなこと感じる今日この頃です。

yasushi

コメント

そうですか、昔にそういう経緯があったのですね。豊富なボキャブラリーやさまざまな知識や心の眼がないと人の心を動かす文はかけないですよね。それを新聞社は否定するんですね。新聞紙上に掲載されてるのは自分達にあたりさわりのない優等生の書いた駄文ですね。時々コラム蘭とか読んだりしてたんですけど私も嫌気がしてきました。でもさすがに昔から文才は持ってらっしゃったのですね。yasushiさんはここでしっかりいろんな事を発信してください。 -- yu 2012-03-17 (土) 18:14:10
ほんまそのとおりや。新聞なんぞ信用したらあくかいな！このブログ小屋の主がよくこのブログ小屋で言うとられるように自分自身が確かなものを見抜く眼をもたなあかんぜよ！！話しちゃうけど今日は音楽ネタないの？？？ははは！！ -- こうたろう 2012-03-17 (土) 21:12:51
最近この国に北朝鮮や中国の批判できないような気さえしてきました。アメリカのいいなりだからそれ以下かもしれないですね～。ユダヤ文化はヤダからドイツにでも移住したい気分。 -- kouji 2012-03-18 (日) 02:40:39
最近新聞やめたよ！必要ないもの。毎日憶測記事ばかり眼につき洗脳されるよあれでは。読むに値しない。 -- がお 2012-03-23 (金) 01:51:04
いいね！この記事！！ -- miffy 2012-03-29 (木) 08:22:39